オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
仕事に前向きになる方法

目標を定めて上手に自分のモチベーションをアップさせよう

ポジティブに生きていくためには、自分の人生に目標を持つこと、ゴール・セッティングが有効です。皆さんは仕事や人生に対する目標を決めていますか?

ポジティブ心理学の第一人者、バーバラ・フレドリクソンが挙げている10の代表的なポジティブ感情のうち、興味、誇り、鼓舞は、目標を設定して、それを達成していくことで味わうことができる感情です。

目標を設定すると、日々何をすべきかが明確になり、自分の人生の意義や目的がはっきりしてきます。毎日に張りが出てきます。

目標を設定する時には、仕事と仕事以外の目標をミックスするようにしましょう。私達は仕事をしているとしても、仕事だけで人生が構成されているわけではありませんから。

でも、今回は、まず、仕事に関する目標の作り方について考えてみましょう。

目標を設定する時、達成したら人に自慢できるとか、世間的に注目される等の動機の目標はやめましょう。そうではなくて、これを達成したら自分で満足できる、幸せになる、「なりたい自分」に近づく一歩になるという目標を決めましょう。他人目線ではなく、自分目線の目標を設定しましょう。

出世する、Aさんよりも稼ぐ、バリバリキャリアウーマンになる・・・などという目標ではなく。

自分が「なりたい自分」に仕事を通して近づくための、自分目線の目標を設定してみましょう。そして、なるべく具体的な目標にしましょう。その方がアクションに移しやすいからです。

「出世する」「バリバリキャリアウーマンになる」のような目標では、次に何をしたらよいのか、すぐ思い浮かびませんよね?

仕事に関する目標を設定するとすれば、例えば以下のような目標はどうでしょうか。

  • 始業時間よりも30分早く出社する。
  • 毎日デスクを掃除する。
  • 会議では必ず一回は発言する。
  • 事務ミスをゼロにする。
  • ミーティングには5分前行動。
  • パワーポイントの使い方をマスターする。
  • エクセルの関数を学ぶ。
  • 英語でプレゼンテーションができるようにする。

達成できたなら、達成できたことをきちんとお祝いしましょう。スケジュール帳にハナマルを書く、ご褒美にケーキを食べる、自分のことを声に出してほめる、などなど。

「自分は目標を達成できた!」という事実を、自分の脳に刷り込ませましょう。

この目標設定。特に問題を抱えた時、失敗をした時、有効です。

「今日会社に行きたくないなあ」「もう仕事いやだなあ」と思う時でも、「今日はこれだけはやろう」「この目標だけは達成しよう」と、一個だけ目標を成し遂げることに集中します。

例えば「この資料だけは完成させる」「今日の会議では必ず自分の意見を話す」「今日は口角を上げることを意識する」などです。大きな目標でなくてもよいので、これだけはやろうという目標を一つ決めて下さい。そして、その目標だけは絶対達成しようと努力します。

一個でも自分の決めた目標を成し遂げたという達成感があれば、憂鬱そうに思えた一日も、ハッピーエンドで終わることができます。そうすれば次の日も、次の目標に向けて努力してみようという前向きな気持ちになると思います。

そういう気持ちを繋げていくことで、暗いトンネルのようなスランプから抜け出すことも可能なのです。

目標設定は、落ち込みやスランプ脱出にも有効です!

 

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