オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

信念を変えて自分も変える⑭ ウェーブを始める

ショーン・エイカー氏はその著書『The Power of Beliefs』の中で人生に充実感や幸福感を感じるためには、7つの信念を持つことが有効だと説明しています。そして、その7つの信念を持つようになるために、自分の考えを変えていくために、エイカー氏は6つの行動を実行するよう推奨しています。
その4つ目が「反復行動を変える」です。

サッカー場に集まったファンがウェーブを作ってスタディアム全体に大きな興奮を巻き起こす姿を見たことがあるでしょうか?一人の動きがスタディアムの観衆全体に波及し、波を作るという大きなムーブメントになります。
これを私達の毎日の中に取り入れてみましょう。

信念や思考、行動も、サッカー場のウェーブと同じです。ポジティブな動きを一つ始めると、他の部分にも波及、あるいは周りにも波及していきます
行動を一つ変える。その一つの行動が、次の行動を起こす。周囲(職場、家族、学校のクラス、友人仲間など)にも波及していく。
よい意味でのドミノ効果が可能なのです。

具体的には次の2つの行動を試してみましょう。

チームにポジティブな行動を一つ取り入れる

職場のチームで一つだけポジティブな行動を取り入れてみましょう。
例えば、ミーティングの始まりに、明るくなるニュースを一つシェアする。
チームの成果が上がったら、チームメンバーが互いに「ありがとう」と言い合う。
職場で波を作るためには、特にチームリーダー、上司の行動が重要です
リーダー的立場にある人が率先して、ポジティブな気持ちになれる行動を一つ取り入れてみましょう。

ポジティブなルーティンを一つ取り入れる

自分が仕事をする時に、ポジティブな気持ちになるルーティンを一つ作りましょう。
例えば、仕事を始める前に目を閉じて1分間瞑想をして集中する。
あるいは、顧客向けのプレゼンを行う前には、深呼吸を3回する。
仕事を終える時には、次の日の「やることリスト」をポストイットに書き出してパソコンに貼っておき、翌日すぐにエンジンがかかるようにする。
オフィスで会う人には、見知らぬ人であっても、必ず笑顔で挨拶をする。

私達をポジティブな気持ちにさせる小さな一つの行動を起こすと、他にもポジティブな行動を加えたくなります。チームリーダーが始めたポジティブな習慣に影響されたチームメンバーが、異なるポジティブな行動を起こす可能性もあります。あるいはオフィスでは誰にでも笑顔で挨拶するようにした行動が、あなたへの社内の評価を高め、新しいプロジェクトチームに誘われるかもしれません。

一つの変化、行動は、次々と波及し、周囲にも伝染していきます。
肝心なのは、最初の変化、一つのアクションを、自らが始めることです。

※Shawn Achor著『The Power of Belief: How Strengthening Sven Core Beliefs Predicts Greater Success and Better Life』(Crown Currency)を参考にしています。

 

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