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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

ポジティブ・インターベンション⑬ 実践ワーク8 笑顔を作りましょう。

「ポジティブ・インターベンション④」で説明したように、ポジティブな感情を増やすためのポイントは「リライブ」「アクティング」「シチュエーション」「マインドフル」と4つあります。このうち「アクティング」、ポジティブな感情を感じたシチュエーションにいるように振る舞うアクションで、最も簡単で、お金もかからず、すぐに誰にもできる事があります。それが「笑顔を作ること」

ポジティブ・インターベンション④ ポジティブな感情を増やすためには4つのポイントがあります。ポジティブな感情を増やすための方法...

 

作り笑いでもいいのです。口角をあげて、思いっきり笑顔を作ってみましょう。
たとえあなたが「今とても笑うような気分ではない!」という時でも、いや、そういう時こそ、あえて、笑ってみましょう。
脳は、本当の笑いと嘘の笑いの違いを認識できません。「笑っている」という行為に反応して、エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンといった幸せ感をもたらすホルモンが脳内に出ます。ですから、まさに「アクティング」。笑うふりでもよいから、笑顔を作るのです。
もちろん、心からの本当の笑いのほうがいいですが、作り笑いでもよいのです。
悲しい、辛い、頭にくる、いらいらする。そういう感情が出てきた時こそ、無理してでも笑顔を作ってみましょう。

不機嫌な顔をしていれば、眉間に皺がより、口角が下がって、口元の皺も目立ちます。そんな表情の人に、人は話しかけたいと思わないでしょう。自分でネガティブな雰囲気を周りに発散しているようなものです。
笑顔でいれば、口角が上がって、明るい雰囲気の顔になり、多少皺があろうとも、印象がよい顔になります。人からも話しかけられやすい柔らかさを放つでしょう。
脳のためだけでなく、自分の外見のためにも、そして人とのコミュニケーション力アップのためにも、笑顔を作りましょう。笑顔作りは、職場のコミュニケーションにも有効です。

自分の顔が映る場所に鏡を置いて、自分の顔がどういう表情をしているか、こまめにチェックするといいでしょう。ものすごく不機嫌な顔をしていたりしませんか?鏡に、口角が下がった自分の顔が映ったら、そのたびに口角を上げ直して、笑顔を作りましょう。
笑顔癖がつけば、鏡でいちいちチェックしなくても、口角を上げる習慣がつきます。

仕事に前向きになる方法 定期的に鏡を見て自分の表情を管理する仕事に前向きになる方法...

笑顔を作る事は、ポジティブ・インターベンションの中でも、今すぐできる、即効性が高いアクションです。

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