オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

時間を自分の味方にする方法① 自分の生産性が上がる時間を知る

年末が近づくにしたがって、公私ともにやることが山積。
時間が全然足りない!
・・・そう思っていませんか?

1日24時間がすべての人間に与えられていて、他の人は悠々と仕事をスケジュール通りに終わらせ、プライベートの時間も充実させているのに、自分は乱雑なデスクの前でやるべきことに追われている。
大掃除もしないといけないのにまったく手がつかず、年頭に決めた「今年の目標」も時間がなくてほとんど手つかずのまま。

そんな日々を過ごしているのなら、1日24時間の使い方を再検討してみませんか?時間との向き合い方を変えて、自分がやりたいことをやりたいように勧められるような時間管理を始めてみませんか?

「時間を自分の味方にする方法」シリーズでは、テック起業家でリーダーシップについての教育活動も行っているトーマス・グリフィン氏が紹介しているTime Management、時間管理術の方法の中から、私達の日常に取り入れやすい方法を紹介していきたいと思います。
年末までに時間の使い方を見直して、新しい時間管理術のスキルを身に着け、新しい年を迎えるようにしましょう。

まずは、自分にとって最も生産性があがる時間を見極めましょう。
人はそれぞれの体のリズムがあり、朝に一番調子がよい人もあれば、夜に仕事がはかどる人もいます。まずは自分が朝、午後、夜、どのように感じて、体の調子はどうか、仕事や家事のはかどり具合はどうか、モチベーションはどう変化するか、意識して確認していきましょう。

人間のバイオリズムによって、人間の生産性が最も上がる時間帯は、次の4つのタイプに分けられるそうです。

  • ライオン: 朝(それも早朝)に最も生産性が上がる
  • : 昼過ぎから午後にかけて最も生産性が上がる
  • いるか: 午後に最も生産性が上がる
  • : 夜に最も生産性が上がる

自分がどのタイプか1週間かけて観察してみましょう。自分の集中度が一高まるのはどの時間帯か、メモを取っておきましょう。

そして、自分のタイプがわかったら、最も生産性が上がる時間帯に、最も重要な仕事を当てるようにしましょう。あるいは自分にとって最も難易度が高い、やっかいな作業を、その時間帯に当てましょう。

生産性が上がる時間帯では、創造力がアップし、集中度が高まり、問題解決能力も向上します。自分が頭がぼんやりして、やる気が出ない時間帯に、わざわざ難しい作業をする必要はありません。

顧客訪問や社内会議など、自分の都合だけで時間帯を決められないケースもありますが、自分の裁量の範囲内では、自分の最も生産性が上がる時間帯に重要度や困難度が高い作業をもってきましょう。

例えばライオンタイプの人が、最も生産性が上がる朝の時間を、メールの確認や返信に使うのは非効率的です。ライオンの人は朝こそ企画書を書く、収益見積もりの計算をするなど、重要度が高いタスクをもってきましょう。

対照的にいるかタイプの人は、メールの確認などは朝行ってしまい、午後に重要な顧客訪問やミーティングを入れるようにしましょう。

1日が24時間であることに変わりはありませんが、意識して自分の生産性が上がる時間帯と重要なタスクを合致させることで、時間を能動的に使っていることになります。

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