理想としては、仕事でも家事でも勉強でも、最も困難に思えるタスクから取りかかるべきです。一日の始めに難しいタスクを終わらせておけば、それ以降の時間が楽に思えますし、スムーズに作業が進みやすいのです。
特に月曜日の午前中。
月曜日から仕事の一週間が始まる人が多いと思いますが、月曜日の午前中の、なんとなく憂鬱なやる気が起きにくい時こそ、最も難しそうな、労力が必要そうなタスクを始めに処理することで、大きな達成感を感じ、大きな課題を片づけたということで気持ちが楽になります。
それに月曜日から火曜日、水曜日・・・と一週間が過ぎていくうちに、多くの場合、新しい仕事が増え、問題も加わり、タスクにかける時間が足りなくなってきますし、タスクにかけるエネルギーも週の終わりにいくにしたがって消耗してきます。
月曜日の午前中は、なんとなくやる気がでない、エンジンがかからないということで、非効率的にだらだらと過ごしてしまいがちです。さして緊急ではないメールのチェックや、経費精算、あるいはネットサーフィンしているうちにあっという間に午前中が終わってしまった・・・という場合もありがちです。
どうせなら、月曜日の午前中に最も難しそうな、手間のかかるタスクを処理してしまいましょう。それを片づけておけば、気持ちは大分楽になります。そしてそれ以降のタスクは、比較すれば楽に思えます。
Start big。スタート・ビッグ。まずは一番大きな、あるいは一番重要なタスクから始める。
月曜日の午前中を最も難しいタスクを処理する時間に割り当ててみましょう。
