オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

信念を変えて自分も変える② 7つの信念を持とう

ショーン・エイカー氏は『The Power of Beliefs』の中で、現代社会において、人間の信念の力を使うことが以前より重要になってきていると主張しています。

エイカー氏はアメリカ社会が大きなストレスを常に抱えていて、多くの人が、バーンアウト(燃え尽き症候群)、不安症、孤独、鬱状態に苦しめられていると懸念しています。
現代のアメリカ人は次のようなネガティブな「信念」を持ちがちで、これらの「信念」を世界を捉えるレンズとして使っているとエイカー氏は警鐘を鳴らしています。

  • My behavior does not matter. (私がどう行動しようと関係ない)
  • I am missing out. (私は何かを見逃している)
  • I don’t matter. (私なんてどうでもいい存在だ)
  • I am alone. (私は孤独だ)
  • This work is not meaningful. (私の仕事なんて意味がない)
  • There is nothing greater than me. (この世に偉大な存在なんてない)

こういう「信念」を通して社会を見たら、自分が何をしても無駄だという無力感や、仕事はつまらないものだと思うようになりますし、将来に希望は持てなくなります。
しかし、これはアメリカだけの問題ではなく、日本にも、他の国にも共通している現代病といえるでしょう

エイカー氏はこの私達の人生を無力感に浸していくような「信念」を変えていこうと提唱しています。そのために以下のような7つの信念を持つことを勧めています。この7つの信念は、上記の無力感になる信念の反対といえます。

  1. My behavior matters. (私の行動は意味がある)
  2. I am grateful. (私は感謝している)
  3. I matter. (私という存在は大事だ)
  4. I have something to give. (私は他者に与えられる何かがある)
  5. I am not alone. (私は孤独ではない)
  6. This work is meaningful. (私の仕事には意味がある)
  7. There is something greater than me. (この世には私よりも偉大な存在がある)

エイカー氏の調査によると、この7つの信念を持つ人々は、そうでない人々に比べて、

  • 昇進する確率が2倍になった。
  • 寿命が7.5年延びた。
  • がんになった後の生存率が上がった。
  • バーンアウト(燃え尽き症候群)になる確率が50%減った。
  • セールスパーソンの場合、売り上げが37%アップした。

という具体的なポジティブ結果が生まれているそうです。

しかし、この7つの信念をなんとなく信じている、漠然とそう思っているだけでは人生は変わりません。信じる根拠、理由を理解していないと、信じようとしても、なんとなくそう思う程度にとどまり、自分の信念として根付きません。
それでは、7つの信念を自分の確信として根付かせるためにはどうしたらよいでしょうか?
次回はその方法を紹介していきましょう。

※Shawn Achor著『The Power of Belief: How Strengthening Sven Core Beliefs Predicts Greater Success and Better Life』(Crown Currency)を参考にしています

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