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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

時間を自分の味方にする方法⑫  タスクを小さく分解する

やらなければいけないとわかっていても、そのタスクの難しさや、量の多さに圧倒されて、なかなか手が付けられない。始められない。つい先送りしてしまう。
そういうことは誰にでもあります。
そういう時はとにかく小さなカタマリに分解する。それが一番の対処法です。
小さく分解。
仕事でも勉強でも家事でもすべての作業に共通する解決法です。

まずアイゼンハワー・マトリックスで、もっとも緊急性が高く重要なタスクを一つ選びましょう。

時間を自分の味方にする方法➁ タスクの優先度を見極める時間を味方につける方法...

そしてそのタスクを完遂するために必要なミニタスクをリストアップし、ミニタスクを1個づつ片づけていきましょう。大きなタスク全体ではなく、分解した小さいタスクをやり遂げることに集中します。それを繰り返していけば、大きなタスクは自然と完了することになるのです。
小さいミニタスクに取りかかることは、精神的にも大きな負担となりません。手を付けやすくなります。

例えば、会議に提出する新商品アイディアのプレゼンテーションを作る必要があるとします。すごく壮大で時間がかかりそうで、大変な作業のような気がします。
しかし、ミニタスクに小さく分解して、一個一個とりかかることで、着実に作業を前へ進めることができます。

  • 新商品の概要と魅力のポイント
  • その新商品が顧客に選ばれると思う理由
  • 競争他社の類似商品の調査
  • 商品のネーミングやパッケージなどのブランディング
  • 適切な価格設定
  • プレゼンテーション資料としての体裁

というミニタスクに分解して、まずは「新商品の概要と魅力のポイント」を書くことから取り掛かります。
それを終えたら、次のミニタスクに取り掛かります。
「新商品アイディアのプレゼンテーションを作る」という全体のタスクを構成するミニタスクに、一個一個向き合い終わらせていきます。
小さいカタマリの作業ならば、取り掛かりやすいですし、着実に作業を前進させることができます

大きなタスクの締め切り日が決まっているのなら、ミニタスクの締め切り日も決めて、まずはミニタスクをその締め切り日まで着実に終わらせることを優先します。
締め切り日がせまってやっつけ仕事になってしまったり、締め切り日に間に合わないという事態を避けることができます。自分が納得できる作業になりやすいのです。

大がかりな、あるいは困難なように思えるタスクについては、まずは小さいカタマリ、ミニタスクに分解することから始めましょう。
大がかりな仕事全体ばかり見ていると、なかなかやる気が出ず、ついつい先送りにする癖がついてしまいます。
とにかく小さいカタマリに分解。
作業はまずそこから始めてみましょう。

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